国土交通省は、2012年度補正予算案に盛り込んだ建設業災害対応金融支援事業の説明会を2月25日の北海道ブロックを皮切りに全国10ブロックで開く。対象は、建設企業、建設業団体、重機メーカー、金融機関、都道府県などを想定。東京会場は浜離宮建設プラザ(中央区)で3月4日午後2時から開催する。
この事業は、災害時の応急復旧に重要な役割を果たす建設業を支援することが狙い。災害協定を締結している地域建設業が応急復旧活動に使用する建設機械のうち、ショベル系掘削機・ブルドーザー・トラクターショベルをローンで購入する際、初年度に限り4%を上限に金利の3分の2を助成する。
また、東日本大震災で建機を失った中小・中堅建設企業が災害協定を締結しているケースでは、建設機械抵当法上の機械に該当すれば、機械の種別を限定せずに同様の助成を行う。補正予算成立後に申請受け付けを始める方針だ。
各ブロックの開催概要は次の通り。
▽北海道―@2月25日
午後2時A北海道建設会館(札幌市中央区)▽東北―@3月6日午後1時30分Aハーネル仙台(仙台市青葉区)▽関東―@3月4日A浜離宮建設プラザ(中央区)▽北陸―@3月1日午後2時A新潟県建設会館(新潟市中央区)▽中部―@3月8日午後2時A桜華会館(名古屋市中区)▽近畿―@2月27日午後1時30分A國民會館(大阪市中央区)▽中国―@3月5日午後2時A広島YMCAホール(広島市中区)▽四国―@3月6日午後2時Aサンポートホール高松(高松市)▽九州―@2月28日午後2時A第五博多偕成ビル(福岡市博多区)▽沖縄―@2月26日午後2時A那覇第二地方合同庁舎2号館(那覇市)
提供:建通新聞社