トップページお知らせ >中央ニュース

お知らせ

中央ニュース

2012/11/29

中小企業景況感 建設業はマイナス6・2

 日本政策金融公庫は、11月の中小企業景況調査の結果を発表した。建設関連の売上DI(季節調整値)は、マイナス6・2となり、10月のマイナス1・5から4・7ポイント悪化した。全産業平均はマイナス15・3。
 建設関連の売上DI(「増加」から「減少」を引いた企業の割合)は、衣生活関連のマイナス1、食生活関連のマイナス2・1に次ぐ値。ここ数カ月は、おおむねマイナス1桁台で推移している。
 今後3カ月の売上見通しDIは、前月の4・6から6・2ポイント悪化し、マイナス1・6。全体平均はマイナス13・8となった。
 このほか建設関連の利益額DIは、マイナス0・9となり、前月より5・7ポイント悪化した。
 調査は、首都圏、中京圏、近畿圏の三大都市圏の中小企業900社を対象に実施。産業別ではなく、「建設」「乗用車」「家電」「衣生活」など最終需要分野別にまとめている。

提供:建通新聞社