総務省は、2010年国勢調査の職業等基本集計結果(10年10月1日時点)をまとめた。建設業の就業者数は447万5000人で、前回05年の調査時点と比べて96万6000人減少。産業全体に占める割合は7・5%で1・3ポイント減った。
職業等基本集計は、5年に1度行われる国勢調査の結果を集計し、就業者の職業別構成などを全国・都道府県・市区町村別にまとめたもの。
建設業の就業者数は、447万5000人で、05年と比べ96万6000人、00年と比べ187万1000人、95年と比べ223万6000人それぞれ減少した。男女別では男性が379万8000人、女性が67万7000人となっている。
建設業の職業別構成は「建設・採掘従事者」が239万2000人で53・5%を占めたほか、「事務従事者」の71万人(15・9%)、「生産工程従事者」の43万5000人(9・7%)などが続いた。
提供:建通新聞社