経済産業省は、地域の再生可能エネルギー熱利用を支援する「再生可能エネルギー熱利用加速化支援対策事業」について、2次公募の採択事業44件を決定した。民間事業者向けの「再生可能エネルギー熱事業者支援対策事業」で26件、地方自治体・非営利団体向けの「地域再生可能エネルギー熱導入促進事業」で18件をそれぞれ選定した。
補助の採択を受けた44件の内訳は、太陽熱利用15件、バイオマス熱利用6件、地中熱利用23件となっている。採択事業は、熱利用設備の設置費のうち、民間事業者で3分の1、自治体・非営利団体で2分の1の補助を受ける。1件当たりの補助の上限額はいずれも10億円。
東京都内では、地方自治体・非営利団体向けの地域再生可能エネルギー熱導入促進事業で「介護老人保健施設カタクリの花太陽熱利用設備導入事業」と「社会福祉法人エンゼル福祉会おたけの郷への太陽熱給湯設備導入事業」の2件が採択を受けた。
補助金の申請受付や審査は執行団体の新エネルギー促進協議会が行った。
提供:建通新聞社