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2012/09/10

除染に約5000億 環境省の13年度概算要求

 環境省は、総額を1兆1177億円(前年度比9・3%増)とする2013年度概算要求をまとめた。このうち東日本大震災特別会計に8439億円を計上し、国直轄・地方自治体事業の除染に4996億円、がれき処理に1373億円などを配分する。新規事業として「グリーンビルディング普及促進ファンド創設事業」を立ち上げ、中小ビルの省エネ改修費を補助する。
 環境省が直轄で進める福島県内の除染特別地域の除染では▽生活圏の除染2114億5700万円▽汚染土壌等の減容化150億円▽除染土壌の仮置き602億1800万円▽除染実施後の放射線量の監視1億1300万円―などを要求。
 加えて、線量が高い地域における実証事業に67億9000万円、自治体が実施する除染に対する財政措置に2047億3600万円も計上する。また、中間貯蔵施設の詳細設計に139億4500万円、除染で生じる放射性廃棄物の処理に1332億3700万円を要求する。
 グリービルディング普及促進ファンド創設事業は、低炭素化が進んでいない既存中小ビルの省エネ改修を支援するもので、事業費10億円を要求した。複数の中小ビルを改修するファンドの創設を誘導し、改修費の一部を補助する。ビルオーナーや入居者の利益配分モデルを定着させ、省エネ改修への金融融資や投資の流れをつくるのが狙い。
 概算要求ではこのほか、地熱開発加速化支援・基盤整備事業(5億円)、先進的地中熱利用ヒートポンプシステム導入促進事業(2億1300万円)、木質バイオマスエネルギーを活用したモデル地域づくり推進事業(25億円)など、再生可能エネルギー関連の新規事業が目立つ。

提供:建通新聞社