国土交通省は、2011年度末(12年3月末)現在の建設関連業登録状況をまとめた。それによると、測量業は前年度に比べ1%減の1万2566業者、建設コンサルタントは1・4%減の3935業者、地質調査業は1・9%減の1265業者といずれも減少した。
11年度の新規登録業者数は、測量業が408業者、建設コンサルタントが153業者、地質調査業が34業者。これに対し、廃業や更新期限切れで登録を抹消された業者数は、測量業が537業者、建設コンサルタントが209業者、地質調査業が58業者だった。
各登録業者を資本金階層別で見ると、測量業と建設コンサルタントは「1000万円以上2000万円未満」が最多で、それぞれ4660業者(構成比37・1%)、1840業者(46・8%)となった。地質調査業は「2000万円以上5000万円未満」が490業者(38・7%)で最も多かった。
3業種の兼業登録状況を見てみると、測量業は3業種の中で最も専業の比率が高く76・6%を占めた。建設コンサルタントは測量業との兼業が多く、全体の73%となった。地質調査業は3業種兼業の比率が62・6%で最も高かった。
提供:建通新聞社