経済産業省は、民間事業者の省エネ設備導入を支援する「エネルギー使用合理化事業者支援事業」で、2012年度1回目の採択事業540件への補助金交付を決定した。今回交付を決めた補助金の総額は約92億円で、省エネ効果の合計は原油換算で年間約12万5000gに上る。
補助対象は、工場や事業所で行う既設設備の交換のうち、省エネ率が1%以上向上するか、省エネルギー量が原油換算で500`g以上削減される事業。補助率は3分の1で、上限は50億円(100万円未満は対象外)とする。補助申請の受け付けや審査などは、執行団体の環境共創イニシアチブ(SII)が行った。
SIIでは、25日から2次公募も開始しており、8月24日まで申請を受け付ける。申し込み・問い合わせは審査第一グループ 電話03(5565)4463
提供:建通新聞社