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中央ニュース
2012/07/13
海外展開経営塾を今秋開催
国土交通省は、地域建設業の海外展開支援を強化する方針を固めた。新たに海外への進出を検討している経営者を対象とした「海外展開経営塾」（仮称）を今秋に開催する。２０１３年度には海外建設分野で豊富な経験とノウハウを持つ建設企業のＯＢの情報をデータベース化し情報提供する仕組みを構築する考え。海外進出に際し活用可能な融資・保証制度など、金融面での支援策の在り方も検討していく。
こうした方針は、建設産業戦略会議がまとめた「建設産業の再生と発展のための方策２０１２」に、「地方・中小建設企業の海外展開促進策の拡充」として盛り込まれた。
海外展開経営塾は、海外に積極的に進出している地域建設業の経営者が講師を務め、海外進出のきっかけやハードル、海外で成功するための秘けつなどを語る。経営者同士の意見交換などを通じて、海外展開への意欲を醸成していく狙いだ。
また、建設業の国際競争力を強化するため、情報収集・提供や人材育成を担う組織を国が支援することも視野に入れている。さらに、地域建設業や専門工事業が海外へ進出する際にネックとなる人材不足の問題を解決するため、海外建設分野に詳しい人物の情報をデータベース化した上で、一元管理・情報提供する仕組みも検討。こうした取り組みを実現するために必要な費用を13年度予算案の概算要求に盛り込む方針だ。
このほか、海外進出の阻害要因として、金融機関からの資金繰りが挙げられるケースが多いことから、地域建設業が活用可能な融資・保障制度などの在り方も中長期的な課題として検討する。
提供：建通新聞社
こうした方針は、建設産業戦略会議がまとめた「建設産業の再生と発展のための方策２０１２」に、「地方・中小建設企業の海外展開促進策の拡充」として盛り込まれた。
海外展開経営塾は、海外に積極的に進出している地域建設業の経営者が講師を務め、海外進出のきっかけやハードル、海外で成功するための秘けつなどを語る。経営者同士の意見交換などを通じて、海外展開への意欲を醸成していく狙いだ。
また、建設業の国際競争力を強化するため、情報収集・提供や人材育成を担う組織を国が支援することも視野に入れている。さらに、地域建設業や専門工事業が海外へ進出する際にネックとなる人材不足の問題を解決するため、海外建設分野に詳しい人物の情報をデータベース化した上で、一元管理・情報提供する仕組みも検討。こうした取り組みを実現するために必要な費用を13年度予算案の概算要求に盛り込む方針だ。
このほか、海外進出の阻害要因として、金融機関からの資金繰りが挙げられるケースが多いことから、地域建設業が活用可能な融資・保障制度などの在り方も中長期的な課題として検討する。
提供：建通新聞社
