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中央ニュース

2012/07/06

経審時にも社会保険未加入の確認・指導

 国土交通省は、経営事項審査(経審)時に社会保険未加入が発覚した建設業者に対し、加入指導を徹底する方針を固めた。指導に従わない場合には、社会保険担当部局に通報する。こうした考え方を地方整備局や都道府県、建設業団体に7月4日付で通知した。11月1日から適用を始める。
 社会保険未加入対策として国交省は、建設業許可・更新時の確認・指導を11月から実施する予定でいる。経審では、7月から未加入企業に対する減点幅を従来の2倍に拡大した。
 今回の措置は、経審の手続きを通じて許可行政庁が把握した保険加入状況の情報を活用することで、社会保険未加入対策を加速させることが狙い。建設業許可・更新時や立入検査時に採用を想定している手法と同様、審査時に未加入が判明した建設業者に対し、結果通知書の送付に合わせて指導書を送付。その後、保険加入の報告が行われない場合には、社会保険担当部局に通報する流れとなる。

提供:建通新聞社