新しい事業に挑戦する地域の建設経営者が集まる建設トップランナー倶楽部(和田章代表幹事・米田雅子代表幹事)は7月12日、東京都港区の日本建築学会建築会館ホールで、7回目となる「建設トップランナーフォーラム」を開く。昨年に引き続き、東日本大震災の復旧現場の現状と課題を報告するとともに、地方再生を目指し新たな事業を展開する地域建設企業の取り組み事例を発信。地域社会を支える建設企業の役割と方向性を探る。共催は日本青年会議所建設部会。
「国土を守る地域建設業の挑戦」と題して開かれる同フォーラムの前半は、「東北復旧の現場と今後の防災・減災」「地方再生を目指し複業に挑戦するトップランナー」「新しい建設業に挑戦するトップランナー」の3部構成。地域建設企業の代表が、被災3県の現状と課題を浮き彫りにするほか、地域再生に取り組む建設企業の挑戦実例を紹介する。
後半のパネルディスカッションでは、国土技術研究センターの大石久和理事長、日本建築学会の和田章会長、全国建設業協会広報戦略検討会の谷村隆三座長、仙台建設業協会の深松努副会長らがパネラーとなり、地域建設企業の姿と果たすべき使命に迫る。コーディネータは慶應義塾大学の米田雅子特任教授が務める。
後援は全国建設業協会、日本プロジェクト産業協議会、建築技術支援協会、地方建設記者の会。参加費は無料(資料代1000円/冊)。当日の模様はインターネットで中継(ustream)する。中継は建設トップランナー倶楽部のホームページhttp://www.kentop.org/から。
申し込はホームページの申し込みフォームから(前記)。問い合わせは建設トップランナー倶楽部幹事会事務局 電話03(5876)8461。
提供:建通新聞社