国土交通省は、4月の建設労働需給調査結果をまとめた。それによると、調査対象8職種の過不足率は0・8%の不足だった。職種別では、左官がわずかながら過剰傾向を示す一方、鉄筋工(建築)の不足が目立った。
全国の職種別過不足率をみると、最も不足傾向を示したのは、鉄筋工(建築)の5・2%で、鉄筋工(土木)1・5%、型枠工(土木)1・4%などが続いた。一方、左官だけは0・1%の過剰となった。
地域別では、北海道が3・1%の不足、関東が1・9%の不足となったのに対し、九州は0・4%の過剰、中国と四国は0・1%の過剰だった。
翌々月(6月)の労働者確保の見通しについては、「困難」「やや困難」の割合が増え、「容易」「やや容易」の割合が減った。
提供:建通新聞社