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2010/11/01

大手50社の受注実績 10年度上半期は過去最低 国交省

 2010年度上半期(4〜9月)に建設業大手50社が受注した工事の総額は前年同期に比べ8・8%減の4兆3138億5700万円と、1985年の調査開始以来過去最低を記録したことが国土交通省のまとめた受注動態統計で分かった。国の公共事業費削減や民需の回復の遅れが響いた。
 発注者別に見ると、公共機関からの受注は前年同期比9%減の8045億3600万円。内訳は、地方の機関からの受注が11・4%増の3523億8800万円だったのに対し、国の機関からの受注が20・4%減の4521億4700万円と大幅にマイナスした。
 民間工事は8・9%減の3兆0174億2900万円。内訳を見ると、製造業は8・8%減の5812億2800万円、非製造業は8・9%減の2兆4362億0200万円といずれも減少した。
 海外工事は9・9%減の2151億1400万円だった。

提供:建通新聞社