国土交通省などは、本年3月8日からスタートした住宅エコポイント制度の運用状況をまとめた。5月のエコポイント申請戸数は2万2048戸で、内訳は新築が4641戸、リフォームが1万7407戸。累計では新築が6911戸、リフォームが3万5220戸の計4万2131戸となった。
申請があった住宅に対する5月の住宅エコポイント発行戸数は新築が1932戸、リフォームが1万6829戸の計1万8761戸。累計では新築が2301戸、リフォームが1万9978戸の計2万2279戸になった。
発行したポイント数を累計で見ると、新築が6億9030万ポイント、リフォームが8億5841万9000ポイントの計15億4871万9000ポイント。リフォームの内訳は窓の断熱改修が7億6732万ポイントと大半を占め、バリアフリー改修が6329万ポイント、外壁・屋根・天井・床の断熱改修が2876万ポイントと続いた。
エコポイントの交換状況は累計で12億7706万2858ポイント。このうち、追加工事に充てる即時交換が5億2271万3600ポイント、商品交換が7億5425万3063ポイント、環境寄付が9万6195ポイントだった。
この制度は、一定の環境性能を持つ住宅の新築やエコリフォームに対し、1戸当たり最大30万円相当の商品券や商品などに交換できるポイントを付与する仕組み。同時に実施する工事の費用や環境団体への寄付に活用することもできる。
提供:建通新聞社