国土交通省は、大手50社を対象とした8月の建設工事受注動態統計調査結果をまとめた。それによると、受注総額は前年同月に比べ25・2%減の6943億円と10カ月連続で減少した。国内公共工事、国内民間工事、海外工事のすべてがマイナスとなった。
国内公共工事の受注額は前年同月比16%減の1285億円で4カ月連続で減少。発注者別では、国の機関が前年度に大規模工事があった反動で26・1%減の829億円となったのに対し、地方の機関は11・5%増の457億円と増加した。
国内民間工事は27・3%減の4741億円、海外工事は39%減の462億円と、いずれも10カ月連続のマイナスとなった。
提供:建通新聞社