前原誠司国土交通相は28日に宮崎県の東国原英夫知事と懇談し、地方の社会資本について「民主党政権でも必要なものはしっかりと整備していく」と明言した。
懇談の中では、東国原知事が「地方のインフラ整備が遅れたままでは、地域の活性化に支障が生じる」との懸念を表明した上で、高速道路をはじめとした社会資本の整備促進を要望。前原国交相もその必要性について一定の理解を示した格好だ。
東国原知事は懇談後の会見で「地域主権を掲げる新政権が、どのような政策・施策を展開していくか。今後、しっかりとチェックしていく」などとも述べた。
提供:建通新聞社