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2009/05/29

建設業大手50社 4月の受注総額は前年比26%減 過去最低の水準へ  国交省調べ

 国土交通省の建設工事受注動態統計調査によると、建設業大手50社が4月に受注した工事の総額は前年同月に比べ25・9%減の5628億円となり、1985年の調査開始以来過去最低の水準を記録したことが分かった。国内公共工事は増加したものの、国内民間工事と海外工事の大幅な減少が響いた。
 国内公共工事の受注総額は前年同月比12・8%増の856億円と2カ月連続で増加。発注者別では国の機関が29・3%増の596億円、地方の機関が12・7%減の260億円だった。
 国内民間工事は28・1%減の4201億円で6カ月連続の減少。発注者別では、不動産業(50・8%減の753億円)、電気・ガス・熱供給・水道業(50・7%減の115億円)、製造業(43・1%減の932億円)などの減少が目立った。
 海外受注も78・6%減の117億円と大きくマイナスした。
提供・建通新聞社