国土交通省は、2009年度(第1回)長期優良住宅先導的モデル事業の補助対象として、計75件のプロジェクトを採択した。今後、各プロジェクトの提案内容を精査した上で補助金額などを決める。次回の公募は7月以降を予定している。
この事業は、ストック社会に対応した住宅(長期優良住宅)の技術開発や国民への普及を促進させることが狙い。今回は311件の応募があり、建築研究所の評価結果を踏まえ、採択案件を決定した。
採択案件の内訳を応募部門別に見ると、「戸建て住宅の新築」が54件で最も多く、「既存住宅の改修」9件、「維持管理・流通などのシステムの整備」6件、「共同住宅の新築」4件、「情報提供及び普及」2件と続いた。
各プロジェクトの提案者や提案概要は、建築研究所の長期優良住宅先導的モデル事業ホームページ(
http://www.kenken.go.jp/chouki/index.html)に掲載している。
提供:建通新聞社