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2025/03/06

管、電気通信、造園 2級受験者が減少

 全国建設研修センターは3月5日、2024年度1級・2級の管工事、電気通信工事、造園の技術検定について、最終合格者を発表した。学歴・実務経験年数の要件見直しで1次検定の受験者数が増加した1級管工事は、2次検定の合格者数も前年度比21・4%の増加。一方、2級は全3種目で前年度の受験者数を下回っている。
 1級管は受験者8736人(前年度比21・4%増)のうち、合格者は6661人(49・0%増)だった。合格率は76・2%。1級電気通信は、受験者数が4650人(19・6%減)、合格者数が1904人(10・9%減)といずれも減少。合格率は40・9%となっている。
 1級造園は、受験者数が1696人(16・7%増)、合格者数が678人(7・8%増)で、合格率は40・0%。
 1級管と1級造園は第1次検定の受験者数・合格者数が伸びた影響で、第2次検定の受験者数・合格者数も増加。1級電気通信は受験者・合格者ともに減少した。
 一方、2級の受験者数は第1次検定・第2次検定の合計で3種目いずれも減少した。24年度から1級第1次検定が19歳以上であれば受験できるようになったため、2級を経ない1級第1次検定の受験者が増え、その反面、2級技術検定の受験者数が減少した。
 2級管工事の受験者数は7550人(27・5%減)、合格者数は4708人(81・6%減)といずれも大幅に減少。合格率は62・4%だった。2級電気通信は、受験者数が2843人(19・9%減)、合格者数が1512人(17・2%増)、合格率が53・2%となった。
 2級造園の受験者数は2326人(13・1%減)、合格者数は1146人(18・2%減)、合格率は49・3%。

提供:建通新聞社