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2025/02/06

2級土木の合格者 前年度比6割減

 全国建設研修センターは2月5日、2024年度2級土木施工管理技術検定の第2次検定の合格者を発表する。種別・土木の受験者1万8806人に対する合格者は6646人(合格率35・3%)。前年度の試験と比べ、受験者数は28・2%減、合格者数は59・6%減となり、いずれも大幅に減少した。
 2024年10月27日に行われた第1次検定・第2次検定の合格者と、前年度に第1次検定のみに合格していた第2次検定の合格者を発表する。合格基準は得点が60%以上とした。
 24年度から1級第1次検定を19歳以上であれば学歴・実務経験を問わずに受験できるようになったため、2級技術検定を経ない1級第1次検定の受験者が増え、2級技術検定の受験者数が大幅に減ったとみられる。受験者数の減少に加え、2級技術検定の合格率は前年度の62・9%と比べて27・6ポイント低下し、合格者数は前年度の約4割に減少した。
 合格者の属性を見ると、年齢別では25〜29歳が25・7%と全体の4分の1を占め、25歳未満の18・8%、30〜34歳の14・4%が続いた。女性合格者の割合は16・0%だった。
 一方、同日に行われた種別・鋼構造物塗装の受験者数は270人で、合格者は117人(合格率43・3%)だった。種別・薬液注入は80人が受験し、合格者は29人(合格率36・3%)だった。

提供:建通新聞社