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2025/02/03

大手50社 24年は18兆円超

 国土交通省がまとめた建設工事受注動態統計調査によると、大手50社が2024年(1〜12月)に受注した工事の総額は前年比8・9%増の18兆7396億円となった。4年連続の増加で、過去10年での最高額となる。民間工事、公共工事ともに受注額が増加した。
 民間工事は、8・4%増の13兆2024億円で、4年連続の増加。製造業と非製造業からの受注がいずれも増加しており、製造業は7・4%増の3兆3407億円、非製造業は8・7%増の9兆8616億円だった。
 発注者別では、「サービス業」「製造業」「情報通信業」などが増加し、「金融業」「保険業」「卸売業」「小売業」「不動産業」が減少した。
 公共工事の受注総額は、5・8%増の4兆2398億円で2年連続の増加。国の機関からの受注が12・6%増の2兆9754億円と大きく伸びたが、地方の機関は7・3%減の1兆2644億円だった。
 発注者別では、国の機関のうち政府関連企業と国が増加し、独立行政法人が減少した。地方の機関は、地方公営企業、都道府県が増加し、地方その他と市区町村が減少した。
 海外工事の受注は、建築、土木ともに増加し、53・0%増の7475億円だった。

提供:建通新聞社