全国建設研修センターは12月4日、2024年度2級土木施工管理技術検定第1次検定・第2次検定のうち第1次検定の合格者と、第1次検定後期の合格者を発表する。3種の検定種別のうち「土木」の第1次検定には前年度比6・8%減の2万5686人が受験し、20・9%減の1万1445人が合格した。合格率は8ポイント下落し44・6%だった。
検定種別「土木」の受験状況を見ると、第1次検定・第2次検定の受験者は15・6%減の1万2078人。このうち、第1次検定の合格者は31・5%減の5315人で、合格率は44・0%だった。
一方、第1次検定後期の受験者は2・6%増の1万3608人。合格者は8・7%減の6130人で、合格率は45・0%。土木の合格者のうち、高校生は19・6%だった。
検定種別「鋼構造物塗装」では、第1次検定・第2次検定の受験者が243人で、このうち第1次検定の合格者が133人だった。合格率は54・7%。第1次検定後期の受験者は86人、合格者は42人で、合格率は48・8%となった。
検定種別「薬液注入」は、第1次検定・第2次検定の受験者が74人、合格者が34人で、合格率は45・9%。第一次検定後期の受験者は20人、合格者は10人で、合格率は50%。
土木の第一次検定・第二次検定試験は、10月27日に全国19地区27会場、第一次検定後期試験は全国20地区26会場で行われた。
同センターは、第一次検定の全ての合格者に合格通知書を送付する他、ホームページ(https://www.jctc.jp/)に合格者の受験番号を公表する。
提供:建通新聞社