国土交通省は、省エネ・省CO2に取り組む建築プロジェクトを支援する「サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」の2024年度採択事業として、一般部門5件、中小規模建築物部門3件、LCCM低層共同住宅部門1件の計9件を選定した。
この事業では、先進性と普及・波及性があるプロジェクトを補助率2分の1、限度額3億円で補助する。建築プロジェクトだけでなく、省CO2のマネジメントシステム整備や技術検証なども対象になる。今回は12件の応募の中から9件を採択事業として選んだ。
採択事業と代表提案者は次の通り。
【一般部門】
▽仙台市役所本庁舎整備事業―仙台市▽三井住友銀行/九段プロジェクト―三井住友銀行▽(仮称)労働金庫会館新築工事 ―労働金庫連合会▽日本橋一丁目中地区スマートエネルギープロジェクト―三井不動産TEPCOエナジー▽ZEH水準を超えた断熱・省エネ改修プロジェクト―性能向上リノベの会
【中小規模建築物部門】
▽地方都市における先端的自然共生オフィス新設工事―東電不動産▽ツカサ本社移転計画 ―ツカサ▽日建設計北海道オフィス新築プロジェクト―日建設計
【LCCM低層共同住宅部門】
▽ニューライズ非FIT−LCCM全国普及プロジェクト―大東建託
提供:建通新聞社