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2024/09/10

3種目を登録基幹技能者講習に追加

 国土交通省は、建設業法施行規則に基づく登録基幹技能者講習として、「土質改良」「都市トンネル」「潜函」を新たに追加した。受講要件はいずれも、10年以上の実務経験を有することなど。今回の追加で、登録基幹技能者は47種目となった。
 このうち「土質改良」は、全国建設発生土リサイクル協会(東京都千代田区)が講習を行う。2025年5月までに講習を開始し、中長期で7500人の基幹技能者の育成を目指す。
 「都市トンネル」は、日本推進技術協会(東京都江東区)が講習を行う。24年度にも講習を開始し、当面は年間100人の育成に取り組む。
 「潜函」は日本圧気技術協会(東京都新宿区)が講習を実施する。初回の講習は9月末に行う。
 登録基幹技能者制度は、建設業法施行規則に基づき、熟達した作業能力やマネジメント能力を備えた技能者を認定するもの。今回追加した3種目の修了者について、「とび・土工工事業」の主任技術者、一般建設業の営業所専任技術者の要件を満たすとする告示を10月にも施行する。建設キャリアアップシステム(CCUS)の能力評価で最高位ランク(ゴールドカード)にも位置付けられる。

提供:建通新聞社