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2024/08/16

6月の受注 3カ月連続の増加

 国土交通省がまとめた建設工事受注動態統計調査報告によると、全国の建設会社の6月の受注総額は前年同月比11・6%増の10兆8511億円となり、3カ月連続で増加した。公共工事、民間工事のいずれも前年同月の受注総額を上回った。
 元請け受注高は5・3%増の7兆0158億円、下請け受注高は25・3%増の3兆8354億円となり、いずれも3カ月連続の増加となっている。元請け受注高のうち、公共機関からの受注は0・4%増の2兆1580億円と微増だったが、民間からの受注は7・6%増の4兆8578億円だった。
 1件500万円以上の公共工事の受注総額は、7・1%増の2兆1935億円。国の機関からの受注は17・5%減の4406億円と4カ月ぶりに減少。地方の機関からの受注は15・8%増の1兆7529億円と2桁の増加となった。廃棄物処理施設の受注が伸びた市区町村の受注総額が41・3%増の1兆1089億円と大幅に増加した。
 1件5億円以上の建築・建築設備工事の受注総額は9・1%増の1兆3435億円となり、6カ月連続で増加した。製造業からの受注が28・6%増の2696億円と好調だった他、運輸業・郵便業からの受注が111・2%増の842億円、電気・ガス・熱供給・水道業からの受注が448・9%増の864億円と大幅に伸びた。
 民間の土木工事・機械装置等工事(1件500万円以上)の受注総額は10・4%増の8726億円だった。

提供:建通新聞社