トップページお知らせ >中央ニュース

お知らせ

中央ニュース

2024/08/02

大手50社の受注 4カ月ぶりに減少

 国土交通省がまとめた建設工事受注動態統計調査報告によると、6月に大手50社が受注した工事の総額は前年同月比19・7%減の1兆3725億円で4カ月ぶりに減少に転じた。民間、公共ともに受注額が前年同月を下回った。
 公共工事の受注総額は、23・7%減の2638億円。4カ月ぶりに減少した。このうち、国の機関からの受注が49・8%減の1271億円、地方の機関からの受注は48・0%増の1367億円だった。
 受注高を発注者別に見ると、国の機関は全ての機関が減少。地方の機関では、市区町村と地方公営企業が増加したが、地方その他、都道府県が減少した。
 民間工事の受注総額は20・1%減の9632億円。2カ月連続の減少となる。製造業からの受注が20・7%減の2221億円で、非製造業が20・0%減の7410億円だった。
 海外工事の受注総額は、7・5%減の995億円となり、8カ月ぶりに減少に転じた。

提供:建通新聞社