防衛施設の整備推進へ建設業者の立場から提言する防衛施設強靱(きょうじん)化推進協会(乘京正弘会長)は7月16日、防衛省に協会の設立を報告した。木原稔防衛大臣、増田和夫事務次官に挨拶するとともに、施設監以下の省幹部に協会の趣旨や事業計画を説明。防衛省と協会担当者による定期的な意見交換を提案した。
協会は、防衛施設の強靱化を通じた平和・安全への貢献を目的として、建設会社10社と設備会社2社、建設コンサルタント4社で5月に発足した。防衛省の施設分野に対し、建設業界の意見、提案を伝える場となる。
7月16日は防衛省に対し、定期的な意見交換の実施に加えて、災害発生時の防衛施設復旧を検討する協会内の災害等対策委員会や、会員向けの防衛施設見学会に協力を求めた。会員向けの講習会への講師派遣も要望している。
提供:建通新聞社