建設業振興基金は4月24日、建設キャリアアップシステム(CCUS)の登録・現場利用に関する助成金申請をサポートする相談窓口を開設した。登録料やカードリーダーの購入費を支援する厚生労働省の助成金申請について、CCUS認定アドバイザーの社会保険労務士・行政書士らが無料で相談に応じる。
振興基金は、CCUSの登録や現場運用に関する認定講習を受講し、専門的知識を修得した者をCCUS認定アドバイザーとして認定しており、相談窓口の運営は、アドバイザー認定を受けている一般社団法人CCUSサポートが東日本エリア、KATO社会保険労務士事務所・行政書士事務所が西日本エリアを担当する。
相談窓口では、CCUSの関連経費を支援する、厚労省の「人材確保等支援助成金」の申請について、無料で電話相談を受け付ける。この助成金では、建設事業主団体が事業計画を策定し、CCUS活用の効果を検証することを条件として、CCUS導入の関連経費を助成する。
助成の対象は、事業者登録・技能者登録・レベル判定・見える化評価の各手数料や申請手続きの経費、カードリーダーなどのリース・購入経費。
CCUS認定アドバイザーらが助成金の要件や助成対象についての相談に応じ、助成金の申請に伴う負担を軽減する。相談者が希望すれば、申請書類作成なども有料でサポートする。
相談窓口は、東日本エリア080(7835)3906、西日本エリア06(4862)7749
提供:建通新聞社