2023年10月に亡くなった建設産業専門団体連合会(略称:建専連)前会長・才賀清二郎氏の「お別れの会」が東京都内のホテルでしめやかに営まれ、参列者が最後の別れを告げた。
才賀氏は10月22日に死去、83歳だった。お別れの会には才賀氏とゆかりのあった関係者ら約250人が参列した。才賀氏が社長などを務めた才賀組が協力会社の一翼を担っている戸田建設の大谷清介社長をはじめ、建設経済研究所の佐々木基理事長、関根建設の関根久男会長が弔辞を述べた。
お別れの会は2月13日に実施された。喪主は才賀組の才賀孝司代表取締役、実行委員会委員長は建専連会長の岩田正吾氏。午後からは一般献花も行われた。
▽大谷社長
「建設業界全体に残してくださった有形無形の功績は、私たちの大切な宝。これまでの疲れを休めていただき、私たちのこれからの働きを見守っていてください」
▽佐々木理事長
「特定技能制度に対応したJACの設立や建設キャリアアップシステムの定着など、 才賀さんの人間力によってまとめることができたもの。その思いを受け継いでいく」
▽関根会長
「あなたにはもっともっと長生きしていただいて、業界の後進の良き相談相手として、また私の話し相手として、もっと頑張っていただきたかった。残念でならない。本当に長い間、お疲れ様でした」
提供:建通新聞社