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　国土交通省によると、２０２３年（１〜12月）は43道府県で約１５００件の土砂災害が発生した。１９８２年の統計開始以降の年平均を４００件ほど上回った。
　23年は43道府県で１４７１件の土砂災害が発生し＝表参照＝、死者８人、人家被害２６２戸の被害が生じた。特に６月29日からの梅雨前線による大雨では、22県で３９７件の土砂災害が起こった。うち、７月１日〜12日には９県で線状降水帯が生じ、全数の約８割にあたる３２２件の土砂災害が発生した。
　９月の台風13号では、２５７件の土砂災害が千葉県で発生。単一の台風、単一の県で発生した土砂災害件数として歴代１位となった。

提供：建通新聞社