北海道建設業信用保証と東日本建設業保証、西日本建設業保証の3社がまとめた公共工事前払金保証統計によると、2023年度第1〜3四半期(4〜12月)に取り扱った全国での公共工事の件数は前年同期比0・4%減の18万5651件、請負金額は5・4%増の11兆6511億4000万円だった。前年同期と比べた発注者別の請負金額は、国が微減だった以外は増加した。
地域ブロック別でみた第1〜3四半期の請負金額は、東北と北陸を除き増加した。都道府県別では31都道府県で増加、16府県で減少した。
発注機関別の第1〜3四半期の公共事業は次の通り(@件数A請負金額)。
▽国@1万1353件(前年同期比2・9%減)A1兆6602億2300万円(0・5%減)▽独立行政法人等@3360件(2・3%減)A1兆3182億2000万円(1・5%増)▽都道府県@7万1128件(1・3%減)A3兆3321億4600万円(2・2%増)▽市区町村@9万3736件(0・4%増)A4兆4389億7800万円(6・2%増)▽地方公社@1746件(1・9%減)A1380億6600万円(10・3%増)▽その他@4328件(5・6%増)A7635億0500万円(45・9%増)
提供:建通新聞社