7月7〜9日に高松市で開催されたG7都市大臣会合に、議長として出席した斉藤鉄夫国土交通大臣は、関連行事も含めた地元の協力に感謝するとともに、「各国の大臣に日本の伝統と新しい技術について、高い関心を持ってもらえた。わが国や開催地の魅力を十分に伝えることができた」と振り返った。
G7都市会合では、「持続可能な都市の発展に向けた協働」をテーマに、「都市におけるネットゼロ、レジリエンス」「インクルーシブな都市の実現」「デジタルの活用」について議論。併せて、ウクライナの復旧・復興に向けた話し合いも行い、G7として共通の方向性を確認した。成果は声明書となる「コミュニケ」に盛り込んだ。
また、コミュニケの実現へ、多様な主体と協働していくために、各国が連携して最優先で取り組むべき事項を「香川・高松原則」として決定した。
提供:建通新聞社