厚生労働省の「一般職業紹介状況」によると、5月の「建設・採掘従事者」の有効求人倍率(パートを含む)は5倍で、前年同月と比べて0・29ポイント上昇した。
ハローワークでの求人、求職、就職の状況をまとめた。建設関係の職業の有効求人倍率を見ると、「建設・採掘従事者」のうち「建設躯体工事従事者」は9・56倍で、有効求人倍率が建設関係以外も含めて最も高かった。前年同月比の上げ幅も、0・7ポイントアップと建設関係の職業で最も大きかった。
この他、「建設従事者」(建設躯体工事)が4・49倍で0・53ポイント、「土木作業従事者」は5・5倍で0・4ポイントアップした。一方、「電気工事の職業」は3・08倍で横ばいだった。
「建築・土木・測量技術者」は4・86倍で0・08ポイントのアップ。
提供:建通新聞社