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　全国建設業協会（全建、奥村太加典会長）は、時間外労働の上限規制の建設業への適用が２０２４年４月に迫る中、建設業の働き方改革のために21年度から取り組んでいる「目指せ週休２日＋３６０時間（２＋３６０　ツープラスサンロクマル）運動」を強力に推進するため、このほど同運動に対して国土交通省と厚生労働省から後援を受けた。同運動のポスターにも新たに両省の後援名義を追加し、都道府県建設業協会に送付した。
　同運動は、建設業の週休２日を実現するとともに、時間外労働の上限規制に対応し、年間の時間外労働を原則として３６０時間以内に抑えるもの。
　ポスターは、幸福感を伝える鮮やかなピンク色で、「Ｓｍｉｌｅ　Ｗｏｒｋ、Ｓｍｉｌｅ　Ｌｉｆｅ（スマイル・ワーク、スマイル・ライフ）」のキャッチコピーと男女の笑顔のイラストをあしらい、週休２日と時間外労働の削減によって実現する、「笑顔あふれる職場と楽しい生活」をイメージしている。
　新たに後援者として国交省と厚労省を明記。都道府県建設業協会と各支部・地区協会、会員企業で掲示して取り組みを周知、働き方改革を推進する。

提供：建通新聞社