全国の生コンクリート協同組合の価格改定の建設物価調査会と経済調査会の物価資料6月号への反映状況に関する全国生コンクリート協同組合連合会(全生協組連、吉野友康会長)のまとめによると、1次改定については8割強、2次改定では2〜3割の組合の改定価格が表示価格に満額反映されていた。
2022年1月以降の1次改定が満額反映されていたのは、建設物価調査会の『建設物価』では222組合のうち84%の186組合、経済調査会の『積算資料』では226組合のうち83%の188組合だった。組合数の違いは調査地点の違いによるもの。いずれも8割を上回った。
また、22年9月以降の2次改定が満額反映されていたのは、『建設物価』では194組合のうち29%の57組合、『積算資料』では197組合のうち23%の45組合だった。
2次改定が満額反映されるまでの平均期間は、『建設物価』が3・1カ月、『積算資料』が2・8カ月で、中央値はいずれも3カ月。
全生協組連では、改定価格の物価資料への反映がスピーディーに進んでいるとし、関係機関の対応を評価している。
提供:建通新聞社