国土交通省など8省は4月25日、インフラの維持管理・老朽化対策に関する優れた取り組みや技術を表彰するインフラメンテナンス大賞の募集を開始した。今回から新たに「内閣総理大臣賞」を創設。応募のあった中から「極めて顕著な功績」が認められた1件のみを選ぶ。応募期間は6月30日まで。
インフラメンテナンス大賞は、国内の優れた取り組みを広く発信し、メンテナンス産業の活性化を目指すもの。今回で7回目となる。事業者や自治体、NPO法人、研究者などが応募できる。国交省、総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、防衛省に加え、今回から環境省も共催に加わった。
各省が所管するインフラを対象に、▽メンテナンス実施現場における工夫▽メンテナンスを支える活動▽技術開発−の各部門で応募を受け付ける。内閣総理大臣賞は全部門通じて1件のみを表彰する。この他、各省の大臣賞を部門ごとに表彰する他、大臣賞に準ずる特別賞、優秀賞も設ける。
昨年は195件の応募があり、37件が表彰された。
応募は専用サイト(https://www.im-award-form.jp/)から行う。審査の上、2023年冬をめどに受賞者を発表する。
提供:建通新聞社