国土交通省は、直轄土木工事・業務でのBIM/CIMの原則適用を円滑に進めるため、受発注者双方が参考にできる内容をQ&A形式でまとめた。受注後に受発注者で協議して定める実施計画書の記載例も作成した。4月6日に公開した。
Q&Aは、BIM/CIM原則適用の実施方針を作成する際に寄せられた質問などを整理したもの。3次元モデルでの設計図書作成が義務付けられなかった理由や、「受注者が原則適用で具体的にやるべきこと」「完成時に3次元モデルを作成する必要があるのか」といった質問に対する、答えがまとめられている。
実施計画書については、橋梁詳細設計と橋梁架設工事の記載事例を掲載している。この他、原則適用で受注者に求める義務項目と推奨項目の事例集もまとめた。
直轄土木工事・業務でのBIM/CIMの原則原則は4月1日から始まっている。掲載場所は国交省ホームページ(https://www.mlit.go.jp/tec/tec_fr_000115.html)。
提供:建通新聞社