国土交通省が行った建設労働需給調査によると、1月の全国8職種の過不足率は1・2%の不足となった。前月から0・2ポイント不足幅が拡大した。前回調査に続き、型わく工(建築)の不足率が2・6%と最も大きかった。
職種別の過不足率は▽型わく工(土木)1・2%▽型わく工(建築)2・6%▽左官2・1%▽とび工2・1%▽鉄筋工(土木)0・5%▽鉄筋工(建築)マイナス0・2%▽電工0・5%▽配管工0・9%―だった。
地域別では中部、近畿、沖縄を除く地域で不足した。九州の不足率が4・5%と最も高かった。中部はマイナス1・1%と前月の調査から1・2ポイント不足幅が減少し、過剰に転じた。沖縄は均衡した。東北の被災3県は0・5%の不足となった。
提供:建通新聞社