国土交通省は、3月1日から直轄事業の調査・設計業務に適用する「設計業務委託等技術者単価」を決めた。全職種平均の技術者単価(基準日額)は前年度比5・4%増の4万4455円(単純平均)となった。
技術者単価の全職種平均が上昇するのは2013年度から11年連続。単価上昇前の12年度と比べると40・4%の増加となった。単価の公表を始めた1997年度以降では、5年連続で過去最高を更新している。
職階別の平均値を見ると、設計業務が7・1%増の5万3671円、測量業務が5・2%増の3万7700円、航空・船舶関係業務が1・5%増の4万0580円、地質調査業務が6・9%増の4万0667円だった。
提供:建通新聞社