厚生労働省がまとめた民間主要企業の2022年の年末一時金(冬のボーナス)の妥結状況によると、建設業の妥結額は平均92万9951円となり、前年と比べ1・55%減少した。全産業の平均妥結額は84万2978円で、7・77%増と3年ぶりに前年を上回った。
調査は、労使交渉の実情を把握するため、資本金10億円以上で、従業員1000人以上の労働組合のある企業367社を対象に行った。建設業の対象企業は27社で、平均年齢は36歳。
建設業の冬のボーナスが前年比で減少するのは2年連続。ただし、前年調査と同一企業(23社)に限って集計すると97万6345円で3・36%増となる。
提供:建通新聞社