国土交通省は、所管施設の点検や測量を目的として、長時間飛行が可能なドローンの開発公募を始めた。6時間以上連続飛行ができる機体の開発を求める。開発技術は2回に分けて募集する。締め切りは2023年1月16日と同年9月29日。荒川の河川敷で実証し性能を確かめる。ドローン更新時の買い替えを想定する。
映像や画像を記録・伝送しながら6時間以上自律飛行したり、レーザー測量しながら2時間以上自律飛行できるドローンの開発を求める。実証は埼玉県の荒川第二調節池で行う。応募資格はアイデア、技術・製品・サービスを有する企業、団体、個人など。国交省では、所管施設の点検や測量の他、災害時の被災状況調査、火山など危険地域での測量といった場面での活用を想定している。希望者は国交省のホームページ(https://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo08_hh_000924.html)から応募様式をダウンロードし、必要事項を記入の上、メールで送付する必要がある。
提供:建通新聞社