国土交通省は、2022年度第2四半期受注分の建築物リフォーム・リニューアル調査報告をまとめた。第2四半期のリフォーム・リニューアル工事の受注高は前年同期比2・3%減の2兆9565億円となった。住宅が増加する一方、非住宅で減少した。
許可業者5000者を対象に受注高を調査し、全国ベースのリフォーム・リニューアル工事の受注高を推計した。
住宅の受注高は2・8%増の1兆0177億円。内訳は、増築工事が30・1%減の185億円、一部改築工事が3・2%減の250億円、維持・修理工事が3・4%減の1565億円と、それぞれ落ち込んだものの、改装・改修工事が5・4%増の8177億円と増加し、住宅全体の受注増を支えた。
非住宅の受注高は4・8%減の1兆9389億円。内訳は、増築工事が13・5%減の1325億円、一部改築工事が55・3%減の301億円、改装・改修工事、維持・修理工事が2・2%減の1兆7763億円と全て減少した。
提供:建通新聞社