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2022/12/01

大手50社受注 7カ月連続で増加

 国土交通省がまとめた建設工事受注動態統計調査報告によると、10月に大手50社が受注した工事の総額は前年同月比7・9%増の1兆0520億円となり、7カ月連続で増加した。公共工事、民間工事ともに増加し、全体増を支えた。
 民間工事の受注総額は2・8%増の7331億円で7カ月連続の増加となった。うち製造業からの受注が33・1%減の1340億9400万円と減少したものの、非製造業からの受注が16・7%増の5990億5000万円と増加した。
 受注高を発注者別に見ると、卸売り、小売り、運輸、郵便、情報通信で増加。製造、サービス、電気・ガス・熱供給・水道が減少した。
 公共工事の受注総額は、10・2%増の2426億円となり、2カ月連続で増加した。国からの受注が15・7%減の1311億0300万円と2桁減となったが、地方機関からの受注が72・2%増の1114億5800万円と大きく伸びた。中でも都道府県からの受注が治山治水工事の増加で、119・8%増の3桁増となった。
 海外工事の受注総額は516・7%増の351億円と6カ月連続で増加した。

提供:建通新聞社