建設専門紙を発行する全国の新聞社20社が加盟する「地方建設専門紙の会」(瀬本次久会長)は、国土交通省の岩下泰善建設業課長を招き、最新の建設業行政の課題などをテーマとした講演会を開いた。関係者ら約50人が参加した。
講演会は、10月18日に東京都内のホテルで開催。地方建設専門紙の会の全体会議と合わせて開いた。
岩下課長は、建設業の賃上げに向けた取り組み、資材価格の高騰対策、働き方改革の推進などについて、現状の課題と具体的な施策の進ちょくなどを説明した。その上で「建設業界は賃金アップや資材価格高騰への対応など新たな課題に直面している。時間外労働の罰則付き上限規制適用が迫る中、将来にわたっての担い手の確保・育成に向けた取り組みも急がれる」とした。
提供:建通新聞社