国土交通省は、2022年度第1四半期受注分の建築物リフォーム・リニューアル調査報告をまとめた。第1四半期のリフォーム・リニューアル工事の受注高は前年同期比1・6%増の2兆8027億円となった。住宅、非住宅ともほぼ横ばいで推移した。
許可業者5000者を対象に受注高を調べ、全国ベースのリフォーム・リニューアル工事の受注高を推計した。
住宅の受注高は0・6%減の9100億円。このうち増築工事が39・3%減の131億円、一部改築工事が26・4%減の253億円、維持・修理工事が5・9%減の1824億円とそれぞれ落ち込みを見せる中、改装・改修工事が3・5%増の6892億円と増え、住宅全体の受注高を微減にとどめた。
非住宅の受注高は2・7%増の1兆8927億円。内訳は、増築工事が81・3%増の1927億円、一部改築工事が23・7%減の373億円、改装・改修工事、維持・修理工事が1・5%減の1兆6627億円となった。
提供:建通新聞社