国土交通省は、2022年1級建築士試験(学科試験)の合格者を発表した。受験者3万0007人に対し、21・0%に当たる6289人が合格した。合格基準点は、総得点91点(125点満点)で、合格基準点は学科T・Uが各11点、学科V・Wが各16点、学科Xが13点とした。設計製図試験を10月9日に行い、最終合格者を12月26日に発表する。
合格者を属性をみると、職域別では、建設業が33・0%と最多で、建築士事務所の26・6%、住宅メーカーの15・2%、その他(不動産、研究教育など)の12・2%、官公庁の8・3%などが続いた。職務内容別では、建築設計が34・5%、その他(行政、設備設計など)が25・6%、現場管理が22・2%、構造設計が7・3%、工事監理が5・7%の順となった。合格者の平均年齢は30・2歳。
合格者の受験番号一覧は、建築技術教育普及センターのホームページ(https://www.jaeic.or.jp/)に掲載している。
提供:建通新聞社