建設キャリアアップシステム(CCUS)のカードタッチで自動販売機の飲料が毎週1本無料になるサービスが鴻池組の建設現場できょう9月5日から始まる。同社と建設業振興基金が「CCUS応援自販機」として企画。登録技能者がCCUSカードを持つことのメリットをより身近に感じてもらえるようにし、未登録技能者のCCUSカード取得促進につなげる。
自動販売機は、鴻池組がサントリービバレッジソリューションに協力を依頼し開発。自販機にCCUSカードを読み取らせることで、登録技能者に飲料が毎週1本、工事が完成するまで無料で提供される。
自販機の設置条件は工期が2年程度、月平均800本の売り上げが見込める現場。1号機を5日に、UR都市機構発注の神奈川県茅ヶ崎市浜見平の建築工事現場に設置する。引き続き、半年以内に首都圏の10現場に設置する。
基金では、現場内の自販機を活用することで、現場所長からCCUS登録技能者への日ごろの仕事に対する謝意となる他、CSR活動の一環として現場労働環境の改善や、熱中症対策への一助にもなるとさまざまな効果に期待を寄せる。
提供:建通新聞社