北海道建設業信用保証と東日本建設業保証、西日本建設業保証の3社の公共工事前払金保証統計によると、4月に取り扱った全国での公共工事の件数は前年同月比9・0%減の1万8055件、請負金額の合計は4・0%減の2兆0105億1500万円だった。発注機関別の請負金額では、「その他の発注者」を除いて軒並み減少、特に国での減少(10・6%減)が目立った。
地域ブロック別でみた請負金額は、東北・中部・近畿が前年同月より増加。北海道・関東・北陸・中国・四国・九州で減少した。都道府県別では20府県が増加、27都道県が減少した。
発注機関別の4月の実績は次の通り(@件数A請負金額)
▽国@1346件(前年同月比18・8%減)A1974億7600万円(10・6%減)▽独立行政法人等@658件(8・2%減)A4484億9400万円(1・8%減)▽都道府県@9042件(9・0%減)A5967億5200万円(5・4%減)▽市区町村@6496件(6・8%減)A6184億7400万円(5・3%減)▽地方公社@118件(19・7%減)A138億9300万円(37・5%減)▽その他@397件(5・7%減)A1354億2400万円(22・8%増)
提供:建通新聞社