厚生労働省は、2022年度全国安全週間のスローガンを『安全は 急がず焦らず怠らず』に決めた。労働災害防止を徹底するため、時間的・人員的余裕のある業務体制を構築するよう呼び掛ける。
7月1日から1週間を「全国安全週間」、6月1日から30日までを準備期間と位置付け、職場の巡視やスローガンの掲示、講習会の開催などを実施する。
建設業では、特にフルハーネス型墜落制止用器具の適切な使用や、職長・安全衛生責任者に対する安全衛生教育の実施、建設工事の請負契約での適切な安全衛生経費の確保、災害復旧・復興工事での労災防止対策に引き続き取り組む。
提供:建通新聞社