建設業適正取引推進機構は、2022年度の建設業の適正取引に関する講習会の年間スケジュールをまとめた。コロナ禍を考慮しオンライン方式との併用に加え、オンライン方式のみの開催も予定。元下間の契約問題に焦点を絞った内容で、全17回開催する。
現在、5月12日開催分(オンラインのみ)と、5月24日開催分(大阪会場、オンライン併用)の受講申し込みを受け付けている。受講希望者はWEBまたはファクスによる申し込みが必要。受講料は有料。以降の開催日程など詳しくは機構ホームページ(https://tekitori.or.jp/)を参照。
同機構が運営する建設業取引適正化センターへの相談件数は18〜20年度の3年間で4000件を超える。その7割が下請けからの相談で、口頭契約によるトラブルなど下請け代金の争いに関する相談が大半を占めるという。20年度以降は赤伝処理の相談事案も増えているようだ。
提供:建通新聞社