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　厚生労働省は３月18日、建設アスベスト給付金法に基づき、建設アスベストで健康被害を受けた86人に給付金を支給した。同法に基づく給付金の支給は今回が初めて。２月25日の認定審査会の答申、３月２日の大臣認定を経て、請求のあった全86人に支給した。
　給付金法は、建設アスベストの健康被害に対する国の責任を認めた最高裁判決を踏まえ、２０２１年６月に成立。認定審査会が請求のあった建設業従事者の就労履歴や喫煙習慣を審査し、妥当と判断すれば最高１３００万円の給付金を支給する。

提供：建通新聞社